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アウトドアってなんで良いの?

そもそもアウトドアの良さってどんなところにあるのでしょう?



自律神経は、私たちの意思とは関係なく365日24時間働き続けます。

自律神経には交感神経と副交感神経の2経路に分かれています。

この2つは相互関係にあり、バランスが崩れると様々な不具合が生まれます。


自律神経のバランスの乱れで起きてしまう主な症状として、

うつ、不安症、不眠、だるさ、イライラする

動悸、息切れ

頭痛、めまい

などがあります。


交感神経は、体を活動的な状態にするために働きます。つまり、やる気スイッチは交感神経を働かせるということ。やる気が沸くということは、交感神経が優位になり、エネルギーが高まり、集中力も増します。仕事や勉強しているときはスイッチオン状態になっています。アドレナリンが出ているとは、交感神経がとても活性化されている状態です。


それに対して、睡眠時やリラックスしているときは副交感神経が活発になります。

副交感神経が優位になると、心拍数が減り、血圧が下がります。


交感神経がアクセルならば、副交感神経はブレーキの役割です。


どちらか一方では、人は健康に過ごすことが出来ません。

バランスが崩れると上記のような症状が出やすくなります。


現代ではストレスを抱えている人がたくさんいます。交感神経だけが活性化されたままの状態で毎日を過ごしている人が多いのでしょう。

そんな時は、強制的に副交感神経を活性化させること、睡眠を取ることが手っ取り早いですが、睡眠が取れない状態であるため、バランスが崩れてしまっています。


そんな時におススメが、アウトドアを楽しむ事!


自然と触れ合い、新鮮な空気をいっぱい吸い込んだり、緑豊かな景色を眺めることで、リラックスすることが出来ます。心身がリフレッシュできるので、ポジティブ思考になりやすい、と言われるのは、この交感神経と副交感神経のバランスが整うからです。


アウトドアでは、ビルの中で聞かない音を感じることが出来、五感をフル活用することが出来ます。五感を鍛えることで、人としての感性も養われます。


何でも手に入る時代、便利な世の中になったことで失われたものもあります。今や魚は切り身でしか見たことがない子供もいるよう。料理をすることで、食材に触れる、包丁の正しい使い方を覚え、火の大切さを知る、そして、面倒くさいことの重要性を知ることが出来ます。自分で作ったご飯は美味しいですね。食べ物への感謝の気持ち、生命への感謝の気持ちも生まれるでしょう。


公園では、ボール遊びが禁止され、ゲームを持っていく時代、野山を走り回っていた時代に比べて人の運動能力は明らかに落ちています。現在の日本はご長寿国ですが、医薬の発達に伴い寿命が延びているだけで、健康寿命を延ばすことが今後の課題になってくると思います。


便利な世の中になっているからこそ、副交感神経を上手に取り入れ、例えばアウトドアの必要性が上がっているのではないでしょうか?



この文章を書いている人:天田(コンシューマ事業部)

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